平成２５年度
１．基本方針
需用者の皆様に安心して水道水をご利用いただくために、水源の状況に応じ適切な水質検査を実施するとともに、安全な水道水を供給していることをご理解いただくため、水道水質検査計画を策定し、計画的に水質検査を実施します。
また、臨時に行う水質検査についても、計画書において行う際の要件、検査項目及び実施方法の原則について明らかにします。
なお、水質管理目標設定項目は、古原浄水場原水及び中津管末給水栓で検査を実施します。
水質検査計画には、水道法施行規則第１５条第４号に定めるところにより、水道事業者が行う定期の水質検査について、検査すべき事項、当該項目、採水の場所、検査の回数及びその理由を記載します。
水質検査計画による水質検査結果については、評価のうえ公表します。
２．水道事業の概要
２５年度計画給水人口 ５，２５０人
２５年度計画給水量 １，４６３ｍ３／日
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給水区域(系統) |
古原浄水場系 |
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水源の種類 |
地下水 |
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水源の名称 |
深井戸（１，２，３号井） |
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浄水方法 |
前塩素処理 除鉄・除マンガン処理 |
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浄水場の場所 |
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給水区域 |
( 神崎本宿、神崎神宿、向野、松崎、小松、並木、郡、今、高谷、大貫、古原、武田、新、立野、植房、毛成、四季の丘、藤の台、成城台 ( 野馬込、小浮 (香取市) 堀之内の一部（中津地区） |
３．水源の水質状況
１）地下水
地下水の水質は、比較的良好な状況であります。
① 原水の水質状況
平成１９年度から平成２４年度までの、古原浄水場原水の水質検査結果は別表１のとおりです。
② 浄水の水質状況
平成１９年度から平成２４年度までの、古原浄水場浄水の水質検査結果は別表２のとおりです。
４．採水場所
各採水地点の場所は次のとおりです。
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原水採水地点 |
浄水採水地点 |
給水栓（蛇口）採水地点 |
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古原浄水場集合井 |
古原浄水場出口 |
香取市堀之内中津地先 |
５．水質検査項目及び検査頻度及び設定理由
水質検査計画において実施する検査項目、各項目の検査頻度及び頻度設定の理由は別表に示すとおりです。
古原浄水場浄水〈中津給水栓〉の水質検査項目及び検査頻度及び設定理由は、別表３のとおりです。
水質管理目標設定項目は、千葉県水道水質管理計画により利根川表流水（神宿浄水場）で年に２回検査を実施することになっておりましたが、平成２５年度も神宿浄水場が運転を停止していることから地下水（古原浄水場）で年に２回実施します。水質管理目標設定項目（古原浄水場）の水質検査項目は別表４のとおりです。
水質管理目標設定項目の水質検査は原水と浄水で実施し、採水場所は原水を古原浄水場集合井で採水し、浄水を中津給水栓で採水します。
なお、平成２５年度の水質検査実施内容は水質検査予定表のとおりです。
６．水質検査方法
水質基準項目の検査方法は、水質基準に関する省令（平成15年厚生労働省令第101号）の規定に基づく、告示に示された検査方法により行います。
なお、水質検査の委託先は、別表５水質検査委託機関のとおりです。
７．臨時の水質検査
臨時水質検査・試験は、次のような場合実施します。
１）水源の水質が著しく悪化したとき。
２）水源に異常があったとき。
３）水源付近、給水区域及びその周辺等において消化器系感染症が流行しているとき。
４）浄水過程に異常があったとき。
５）配水管の大規模な工事又は、その他水道施設が著しく汚染されたおそれがあるとき。
６）その他特に必要があると認められるとき。
臨時の水質検査は、定期の水質検査と同様の委託検査により実施します。委託する水質検査は、定期の水質検査を委託する検査機関と同一の水質検査機関により実施する計画です。
水質に問題が生じた場合、該当物質について適宜検査を行い、適切な処置を行ないます。
８．水質検査の自己／委託の区分
毎日検査項目は自己検査を実施します。
その他の項目については、水道法第２０条の厚生労働大臣登録検査機関に水質検査業務を委託します。
水質検査委託機関は別表５のとおりです。
９．放射性物質の検査
放射性物質の測定については、平成２３年度～平成２４年度に実施した検査結果は全て不検出でありました。
平成２５年度の計画では原水と浄水の検査を実施します。浄水を中津給水栓で放射性セシウム及び放射性ヨウ素を、１箇月に１回実施します。原水の測定については、古原浄水場集合井で放射性セシウム及び放射性ヨウ素を、１箇月に１回実施します。
10．水質検査計画及び検査結果の公表
水質検査計画の公表方法は、
また、検査結果につきましても、随時、
水質検査計画の内容は皆様のご意見を参考にさせていただきながら、毎年より良い計画書としてまいります。
11．水質検査の精度と信頼性の保証について
水質検査の委託先は、水道法第２０条に規定する、厚生労働大臣登録の水道水質検査機関で決定します。
水質検査委託機関については、試料の採取から運搬を受託機関で実施し、１２時間以内に検査を開始できること。検査方法は検査法告示及び標準作業書に定める方法であること。水質検査に関する精度管理を定期的に実施するとともに外部精度管理調査を定期的に受けることとします。
委託した検査の実施状況等の確認は、一次報告、標準作業書及び作業日報の提出等で確認します。
12．関係者との連携について
水源周辺で、水質事故が発生した場合は、県の保健所と連携して現場調査及び水質検査を行います。
13．その他
この水質検査計画は３月中に水質検査計画（案）として公表し、水質検査計画や水道事業について皆様の意見を取り入れ、４月より実施するものです。
ご意見等がございましたら、お手数です